<<Unityで開発を行うためのセットアップ手順>>
*「VR1日集中オンライン講座」で使用するMeta Quest2のセットアップ手順になります。
(新しい団体を作成する)
・Oculusの「こちら」のページで「新しい団体の作成」を行ってください。
*最初にこの作業を行わないと「開発者モード」にすることができません。
(Meta Quest2の開発者モードをオンにする)
・Oculusのアプリを起動
・「デバイス」を押して「Meta Quest2」と接続
・「接続済み」になったら「開発者モード」をクリック(もし「開発者モード」が表示されていない場合には「詳細設定」の中を確認)
・「開発者モード」をオンにする
(講座で使用するUnityのバージョンにモジュールを加える)
*Meta Quest2は「Androidの開発環境」が必要になります。
*講座で使用するUnityのバージョンに下記のモジュールを追加してください。
・「インストール」をクリック
・「:」をクリック
・「モジュールを加える」をクリック
・下記の「3つ」にチェックを入れて「次へ」をクリック
・インストールが完了すると「Androidのアイコン」が表示されます。
(Unityの新規プロジェクト作成)
・「プロジェクト」をクリック
・「新規作成」をクリック
・テンプレートは「3D」
・プロジェクト名は「Test」
・保存先は自由
・「作成」ボタンをクリックして少し待ちましょう。
・下記の画面になればプロジェクトの作成完了です。
(ビルド設定を行う)
・「File」をクリック
・「Build Settings」をクリック
・「Android」を選択
・「Switch Platform」をクリック
・「Unityのアイコン」が「Android」の横に表示されればOKです。
(Project Settingsの設定を行う)
・「Edit」をクリック
・「Project Settings」をクリック
・「Player」をクリック
・Playerカテゴリの中にある「XR Settings」のタブをクリック
・「Virtual Reality Supported」にチェックを入れる
・「+」をクリック
・一覧の中から「Oculus」を選択してクリック
・「Other Settings」のタブをクリック
・「Vulkan」を選択して「➖」をクリック(Vulkanを削除する)
・「Other Settings」の中から「Minimum API Level」を探す。
・「Minimum API Level」を「Android 4.4 ”KitKat(API level19)」に変更する。
<<「Getting API levels…」と表示される場合の対処方法>>
・「Getting API levels…」の表示になっている場合
・「Getting API levels…」の文字あたりをクリックしてみましょう!
・「Minimum API Level」を「Android 4.4 ”KitKat(API level19)」に変更する。
<<クリックしても反応がない場合>>
- 「File」→「Build Settings」→「Build」で一度ビルドを試してみましょう。
- これで表示される場合もあります。
- 途中で「APIレベルがサポートされていません」という警告画面が表示されたらOKをクリック
- Getting API levels…が表示されているか確認しましょう。
- 表示されていたら、「Minimum API Level」を「Android 4.4 ”KitKat(API level19)」に変更してください。
(ビルドテストその1)
・「Hierarchy」エリアで「Create」→「3D Object」→「Cube」を1つ作成
・「Oculus Quest2」を起動
・ケーブルでパソコンとOculus Quest2を接続
<<パソコン接続のポイント>>
・Oculus Quest2には「typeC-typeCケーブル」しか同封されていません。そのため、パソコンにtypeCのポートがない場合には、別途USB -typeCケーブル等を購入する必要があります。
・Oculus Quest2を覗いて「データへのアクセスを許可する」をクリック
・「File」をクリック
・「Build Settings」をクリック
・「Build And Run」をクリック
・データに名前をつける(名前は自由)
*ビルド途中で下記のような警告画面が出た場合
・「Oculus Quest2」を覗いて、「USBデバッグを許可しますか?」・・・>「常に許可する」を選択して「許可」をクリック
<ポイント!>
ここでの許可は先ほど出てきた「データへのアクセスを許可する」とは別の物です。こちらは「デバッグを許可する」というものなので、ここでももう一度「許可」しましょう。
Oculus Quest2」を覗いてVR空間内にCubeが浮いていることを確認できれば成功です。
<ビルドに失敗する場合のポイント①>
ディレクトリのどこかに『日本語』が含まれているとビルドに失敗する場合があります。
この場合には、日本語が含まれない場所にUnityプロジェクトを移動してから再度ビルドを行ってみましょう。
*ディレクトリの途中で文字化けを起こしている。
<ビルドに失敗する場合のポイント②>
・何らかの理由で「Unity Hub経由でインストールしたAndroid SDK」にアクセスできない場合、下記のような「エラー文」や「警告文」が表示されます。
・この場合には、別途「Android Studio」をインストールして、個別にパスを繋いでください。
・下記をクリック
↓
*『Android Studioのインストール&パスの設定の仕方』
(Oculus Integration SDKのダウンロード&インポート)
・「Oculusの公式サイト」より「Oculus Integration SDK」をダウンロードしてください。
*(重要)
・「VR1日集中オンライン講座」で使用するバージョンは「20.1」です。
・必ずこのバージョンを選択してダウンロードしてください。
・ダウンロードが完了したら、Unityプロジェクトに戻る。
・「Assets」エリアの余白部分で右クリック→「Import Package」→「Custom Package」をクリック
・ウインドウが開いたら、先ほどダウンロードした「Oculusintegration」を選択して開く
・下記のウインドウが表示されたら「Import」をクリック
*Importには時間がかなりかかりますので気長に待ちましょう。
・アップデートを要求されたら「Yes」をクリック
・「Restar」をクリック
・「アップグレード」を要求されたら「Upgrade」をクリック
・「Restart」をクリック
・Unityが再起動すれば完了です。
(ビルドテストその2)
・「Main Camera」を削除
・「Assets」→「Oculus」→「VR」→「Prefabs」の中から「OVRCameraRig」を見つけて「Hierarchy」エリアにドラッグ&ドロップ
・「OVRCameraRig」の「Position」を「0, 0, -5」に変更
・「File」→「Build And Run」をクリックして、Oculus Quest2にビルド
*このビルドには時間がかかりますので気長に待ちましょう。
ビルドが完了したらVR空間を確認
VR空間内にCubeが浮かんで入れば成功です。
*ここで作成した「Test」プロジェクトを「VR1日集中オンライン講座」で使用します。