Meta Quest2 ,Quest3セットアップ手順(Unity6_Built_In)

<<Unityで開発を行うためのセットアップ手順>>

*「VR1日集中オンライン講座」で使用するMetaQuest2及びQuest3のセットアップ手順になります。


(新しい団体を作成する)

・Meta Questの「こちら」のページで「新しい団体の作成」を行ってください。

*最初にこの作業を行わないと「開発者モード」にすることができません。


(Meta Quest2・Quest3の開発者モードをオンにする)

・スマホ等にインストールした「Meta Horizonアプリ」を起動

・メニューをクリック

 

・「デバイス」をクリック

 

・「接続済みのデバイス」をクリック

 

・「接続済み」になったら「ヘッドセットの設定」をクリック

 

・「開発者モード」をクリック

 

 

・「開発者モード」をオンにする


(講座で使用するUnityのバージョンにモジュールを加える)

*Meta Questは「Androidの開発環境」を「Unityに追加」する必要があります。

*講座で使用するUnityのバージョンに下記のモジュールを追加してください。

・インストール画面で「使用するUnityバージョン」の「歯車」をクリック

 

・「モジュールを加える」をクリック

 

・下記の「3つ」にチェックを入れて「続行する」をクリック

 

・「同意します」にチェックを入れて「インストール」をクリック

 

・「モジュール画面」に「インストール済み」が表示されれば完了です。

 


(Unityの新規プロジェクト作成)

・「プロジェクト」をクリック

・「新しいプロジェクト」をクリック

 

「3D(Built-In Render Pipeline)コア」を選択(重要/基礎編・応用編とは使用するテンプレートが異なりますのでご注意ください。)

・「プロジェクト名」は自由です。

・「保存場所」はディレクトリ(パス)に「日本語」が含まれない場所を指定してください(重要;日本語が含まれるとエラーが発生する可能性が高くなります。)

・「プロジェクトを作成」ボタンを押してしばらく待ちましょう。

 

・下記の画面になればプロジェクトの作成完了です。


(ビルド設定を行う)

・「File」をクリック

・「Build Profiles」をクリック

 

・「Android」を選択

・「Switch Platform」をクリック

 

・「Android」の横に「Active」が表示されればOKです。

 

・途中「黄色の警告表示」が出る場合には、消えるまで待ちましょう。


(XR Plugin Managementの設定を行う)

・「Edit」→「Project Settings」をクリック

 

・「XR Plugin Management」をクリック

・「Install XR Plugin Management」をクリック

 

・「Oculus」にチェックを入れる

・プラグインのインポートが完了したらサブウインドウを閉じる。

 

・Assetsエリアに「XR」のフォルダが追加されているのを確認しましょう。


(ビルドテストその1)

・「Hierarchy」エリアで「+」→「3D Object」→「Cube」を1つ作成

 

・「Meta Quest」を起動

・ケーブルでパソコンとMeta Questを接続


<<パソコン接続のポイント>>

(1)Meta Questには「typeC-typeCケーブル」しか同封されていません。そのため、パソコンにtypeCのポートがない場合には、別途USB -typeCケーブル等を購入する必要があります。

(2)接続したらMeta Questをのぞいてください。

・「USBデバッグを許可しますか?」・・・>「常に許可する」を選択してクリック

・「データへのアクセスを許可しますか?」・・・>「許可する」をクリック


・「File」をクリック

・「Build Profiles」をクリック

 

・「Build And Run」をクリック

 

・データファイルに好きな名前をつけて「Save」をクリック

 

*ビルド途中で下記のような警告画面が出た場合

・「Meta Quest2」を覗いて、「USBデバッグを許可しますか?」・・・>「常に許可する」を選択して「許可」をクリック

 

・Saveしますか?と聞かれたら「Save」をクリック

 

・ビルドが成功したらMeta Quest2をのぞいてみましょう。

・VR空間内にCubeが浮いていることを確認できれば成功です。


<ビルドに失敗する場合のポイント>

ディレクトリのどこかに『日本語』が含まれているとビルドに失敗する場合があります。

この場合には、日本語が含まれない場所にUnityプロジェクトを移動してから再度ビルドを行ってみましょう。

*ディレクトリの途中で文字化けを起こしている。


Meta XR All-in-One SDKのダウンロード&インポート)

    ・Unityのアセットストアより「Meta XR All-in-One SDK」をダウンロード

    ・UnityのPackage Managerが起動したら「Download」→「Install」の順番でクリック

     

    下記のウインドウが表示されたら「Restart Editor」をクリック

     

      ・Unityが再起動したら、「Packages」フォルダに「Meta」関連のフォルダが入っているのを確認しましょう。

       


      (ビルドテストその2)

      ・「Main Camera」を削除

       

      ・「Packages」→「Meta XR Core SDK」→「Prefabs」の中から「OVRCameraRig」を見つけて「Hierarchy」エリアにドラッグ&ドロップ

       

      ・「OVRCameraRig」の「Position」を「0, 0, -5」に変更

       

      ・「File」→「Build And Run」をクリックして、Meta Questにビルド

       

      *このビルドには時間がかかりますので気長に待ちましょう。

      ・ビルドが完了したらVR空間を確認

      ・VR空間内にCubeが浮かんで入れば成功です。

       

      *ここで作成した「VRTest」プロジェクトを「VR1日集中オンライン講座」で使用します。