プログラミングで英語と論理力を学ぶ

プログラミングの基本は「英語」です。

コードを書く際は原則全て「英語」になります。

この点は当初、小学3年生、4年生の子供達には難しいかな?と我々は思っていました。

しかし、いざふたを開けてみると、まったくの杞憂。

こちらがびっくりするくらい、子供達の英語への「抵抗感」はありませんでした。

この点は正直「発見」でした。

 

さて、英語への抵抗感がないとなると、これは素晴らしい可能性を秘めています。

なぜなら、プログラミングで「英語能力」を高められるからです。

加えて、もう1つプログラミング学習で「学べる」ものがあります。

それは論理力(ロジック)です。

1つ具体例をあげます。

if (block1.getPosition().x < -50) {
  block1.setPosition(900,0);
}

上記はあるコードの一部分を切り出したものです。

このコードの意味を少しだけ考えてみてください。

なんとなく、ぼやーっとですがわかるかもしれません。

 

さて、解説ですが、このコードは

①「もし、block1のx座標の位置が、-50よりも小さくなったら、」

②「block1を(900,0)の位置にセットする。」

というものです。

これは「if文」というものですが、ifは「もし〜?」という意味の「英語」です。

この点でまず「英語」に触れることができます。

加えて、「if文」は

・()の「条件」(今回は、block1のx座標が-50よりも小さくなる)が成立するなら

・{}の「命令」(今回は、block1を(900,0)の位置にセットする。)を実行する

という具合に、「物事の筋道」を表現しています。

つまり、「どんな時」に、「どんなこと」をすれば「目的」に合致するのか?

コードを書く際にはそれを考えなければなりません。

この部分がまさに「論理力」です。

「英語」に絶えず触れながら、「論理的思考」も要求される。

プログラミングを学ぶことは、まさに「一石二鳥」と言えるでしょう。

以上、本日はプログラミングを学ぶ利点について考えてみました。