私立中学、高校が中心ですが、授業でiPhoneアプリ講座を行う学校が増えてきているそうです。その狙いは色々あるでしょうが、1つは「ITサービスを使いこなす」だけでなく、「自分でITサービスを新たに作りだす」という点に価値を見出しているのだと思います。
何でもそうですが、「ゴール」が明確になると学習効果は格段に向上します。例えば、同じようにプログラミングを教えても、理論を漫然と教えるよりも、アプリを作るというゴールを与えて教える方が吸収率は全然違ってきます。
もちろん、授業時間という制約の中では、作れる物の範囲には制限があるでしょう。でも、まずはやってみることで、生徒の興味・関心を引き出す効果は大いに期待できると思います。
すると次は、興味・関心を抱いた生徒が、その後、プログラミングのスキルを伸ばしていくことのできる環境を整備することでしょう。
この点については、我々も大いに貢献していきたいと考えています。