Meta Quest2セットアップ手順(Unity2020)

<<Unityで開発を行うためのセットアップ手順>>

*「VR1日集中オンライン講座」で使用するMetaQuest2のセットアップ手順になります。


(新しい団体を作成する)

・Oculusの「こちら」のページで「新しい団体の作成」を行ってください。

*最初にこの作業を行わないと「開発者モード」にすることができません。


(Meta Quest2の開発者モードをオンにする)

・スマホ等にインストールしたOculusのアプリを起動

・右下の「Menu」をクリック

・「デバイス」を押して「Meta Quest2」と接続

・「接続済み」になったら「開発者モード」をクリック(もし「開発者モード」が表示されていない場合には「詳細設定」の中を確認)

・「開発者モード」をオンにする


(講座で使用するUnityのバージョンにモジュールを加える)

*Meta Quest2は「Androidの開発環境」を「Unityに追加」する必要があります。

*講座で使用するUnityのバージョンに下記のモジュールを追加してください。

  • インストール画面で「歯車」をクリック

 

  • 「モジュールを加える」をクリック

 

  • 下記の「3つ」にチェックを入れて「次へ」をクリック

 

  • 「同意します」にチェックを入れて「インストール」をクリック

 

  • 「インストール済み」が表示されれば完了です。


(Unityの新規プロジェクト作成)
  • 「プロジェクト」をクリック
  • 「新しいプロジェクト」をクリック

 

  • テンプレートは「3D」
  • プロジェクト名は「VRTest」
  • 「保存場所」はディレクトリ(パス)に「日本語」が含まれない場所を指定してください重要;日本語が含まれるとエラーが発生する可能性が高くなります。)
  • 「プロジェクトを作成」ボタンをクリックして少し待ちましょう。

 

  • 下記の画面になればプロジェクトの作成完了です。


(ビルド設定を行う)
  • 「File」をクリック
  • 「Build Settings」をクリック

 

  • 「Android」を選択
  • 「Switch Platform」をクリック

 

  • 「Unityのアイコン」が「Android」の横に表示されればOKです。


(XR Plugin Managementの設定を行う)
  • 「Edit」をクリック
  • 「Project Settings」をクリック

 

  • 「XR Plugin Management」をクリック
  • 「Install XR Plugin Management」をクリック

 

  • 「Oculus」にチェックを入れる
  • プラグインのインポートが完了したらサブウインドウを閉じる。

 

  • Assetsエリアに「XR」のフォルダが追加されているのを確認しましょう。


(ビルドテストその1)
  • 「Hierarchy」エリアで「+」→「3D Object」→「Cube」を1つ作成

 

  • 「Meta Quest2」を起動
  • ケーブルでパソコンとMeta Quest2を接続

<<パソコン接続のポイント>>

(1)Meta Quest2には「typeC-typeCケーブル」しか同封されていません。そのため、パソコンにtypeCのポートがない場合には、別途USB -typeCケーブル等を購入する必要があります。

 

(2)接続したらMeta Quest2をのぞいてください。

  • 「USBデバッグを許可しますか?」・・・>「常に許可する」を選択して「許可」をクリック
  • 「データへのアクセスを許可しますか?」・・・>「許可する」をクリック

 


  • 「File」をクリック
  • 「Build Settings」をクリック

 

  • 「Build And Run」をクリック

 

  • データファイルに好きな名前をつけて「Save」をクリック

 

 

*ビルド途中で下記のような警告画面が出た場合

  • 「Meta Quest2」を覗いて、「USBデバッグを許可しますか?」・・・>「常に許可する」を選択して「許可」をクリック

 

  • ビルドが成功したらMeta Quest2をのぞいてみましょう。
  • VR空間内にCubeが浮いていることを確認できれば成功です。

 


<ビルドに失敗する場合のポイント>

ディレクトリのどこかに『日本語』が含まれているとビルドに失敗する場合があります。

この場合には、日本語が含まれない場所にUnityプロジェクトを移動してから再度ビルドを行ってみましょう。

*ディレクトリの途中で文字化けを起こしている。

 


(Oculus Integration SDKのダウンロード&インポート)

*(重要)

  • VR1日集中オンライン講座」で使用するバージョンは「33.0」です。
  • 必ずこのバージョンを選択してダウンロードしてください。

 

 

  • ダウンロードが完了したら、Unityプロジェクトに戻る。
  • 「Assetsエリアの余白部分で右クリック」→「Import Package」→「Custom Package」をクリック
  • ウインドウが開いたら、先ほどダウンロードした「Oculusintegration」を選択して「Open」

 

  • 下記のウインドウが表示されたら「Import」をクリック

*Importには時間がかなりかかりますので気長に待ちましょう。

 

  • アップデートを要求されたら「Yes」をクリック

 

  • 「Use OpenXR」をクリック

 

  • 「OK」をクリック

 

  • 「アップグレード」を要求されたら「Upgrade」をクリック

 

  • 「Restart」をクリック

  • Unityが再起動すれば完了です。

 


(ビルドテストその2)
  • 「Main Camera」を削除

 

  • 「Assets」→「Oculus」→「VR」→「Prefabs」の中から「OVRCameraRig」を見つけて「Hierarchy」エリアにドラッグ&ドロップ

 

  • 「OVRCameraRig」の「Position」を「0, 0, -5」に変更

 

  • 「Edit」をクリック
  • 「Project Settings」をクリック

 

  • 「Player」をクリックして選択
  • 「Other Settings」の中にある「Color Space」「Linear」に変更する。

 

  • 「Auto Graphics API」「チェック」を外す。

 

  • 「File」→「Build And Run」をクリックして、Meta Quest2にビルド

*このビルドには時間がかかりますので気長に待ちましょう。

 

  • ビルドが完了したらVR空間を確認
  • VR空間内にCubeが浮かんで入れば成功です。

*ここで作成した「Test」プロジェクトを「VR1日集中オンライン講座」で使用します。