以前のエントリーでは、「プログラミングには子供の『こだわり』が現れる!」と書きました。今日は「個性」の話です。こだわりもそうですが、プログラミングには子供の「個性」も色濃く現れます。ここでの個性とは、プログラミング作業の進め方の点においてです。
例えば、キッズ・プログラミング道場でアプリを作る場合、ある子供は、まずは習ったことを忠実にこなしていく。お手本どおりにプログラミングを組んでいきます。そのため、最初は、お手本に限りなく近いものが出来上がります。
一方で、別のある子供は、すぐに、「こんなことできないかな?」と講師に尋ねてきます。「自分はこんなレイアウトにしたいんだけど、どうすればいいかな?」と尋ね、最初からオリジナルな方向性に進んでいこうとします。
ここまでの話だと、何だか、前者の子どもは単に言われた通りにする子供で、後者の子供は自分で考える子供のように思えます。
しかし、実際はそうではありません。前者の子供は、最初はお手本どおりに作りますが、それができたら、次はそれを元に改造をし始めます。
結果的にどちらの子供の場合も、最終的にはお手本とは異なるオリジナルな作品が出来上がります。
どちらの子供も想像力と創造性をフルに発揮して作品をつくる点は同じ。異なるのは進め方という点。ここに個性が現れます。
(サイト紹介)
『CodeGenius | Unity初心者のための学習サイト』