英国では、「小学校でプログラミング教育」を行うことを決めたようです。これまでのワープロ入力の学習は廃止され、コーディングやアルゴリズムの理解が優先されるとのこと。前回はエストニアの事例をピックアップしましたが、ここにきて、初等教育の段階でプログラミングを重視する動きが各国で活発化してきています。
これはいうまでもなく、産業構造が転換してきていることが影響しています。国がプログラミング教育に力を入れるということは、その分野が今後伸びていくと国が判断しているということに他なりません。
初等教育は成果が出るまでに時間がかかります。逆に言えば、時間がかかるからこそ、早めにスタートする意義があると言えます。この点、まだ日本は動きがとても鈍いと言わざるを得ません。しかしながら、世界的な流れを受けて、いずれ日本でも同様の動きが出てくるでしょう。
教育は転換点に来ていると思います。